つむぎプロジェクト2014

 

今年の企画は、主になかなか自由に県外に出ることができない中高生を対象に、避難者とつながりのある同級生に声をかけ、福島から高校生4名、中学生8名が参加してくれることになりました。

ここまで人数が集まるのにも、部活などの都合がありキャンセルなどが相次ぎましたが、とにかく「子どもたちのコミュニティを崩さない」というところに焦点を当てることが紡の目的でもあります。

つむぎプロジェクトは、この活動に思いを寄せる大人たちが繋がり、継続していけるよう、今後も努力していきたいと思います。

紡の活動はたくさんの方々からの寄付で支えられております。

また、今回のプロジェクトについては京都新聞福祉活動支援助成を受けております。

引き続き皆様の応援、よろしくお願いいたします。

 

 

  日程:817日(日)~ 822日(金)

  対象:中高生(12名参加予定)

 参加費:3,000円、一部食費、小遣い負担

  宿泊:KKR京都くに荘、聞法会館

  主催:つむぎプロジェクト実行委員会

    (構成:さぽーと紡 NPO法人和)

 協力:浄土真宗本願寺派本願寺(西本願寺)          

    立命館宇治高等学校夢プロジェクト

    立命館高等学校 

    みんなの手 

      桃山ピースアクション

      ボランティア(学生4名・支援者2名他)

            京都府防災原子力安全課

    新婦人の会             

 ◎この事業は京都新聞福祉活動支援助成をうけております

 

ダウンロード
つむぎプロジェクト企画書
つむぎプロジェクトin京都企画書.pdf
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●●●2014年8月17日から22日までの企画●●●
「同級生再会・夏の思い出つむぎプロジェクトin京都」に協力いただいた関係者の皆様、また寄付者の方々、このたびはつむぎプロジェクトにご協力いただき本当にありがとうございました。
皆さんの支えがあったからこそ叶った企画です。
今回はNPO法人和とさぽーと紡との共催で、中高生の子どもたちを京都に呼ぶことができ、無事に大きな怪我もなく過ごしました。
子どもたちはずっと「帰りたくない」と言っていました。

保護者の方々からのお話でしたが、帰ってきたばかりなのに、また京都に行きたい、行きたいと連呼して言ってると、こういう機会を作ってくださってありがとうございますと、とても感謝していました。

今回、京都新聞、毎日新聞にも、企画の一部を取り上げていただきました。
それから、写真も何枚かですが添付します。

18日は日中、男子は祇園四条とマンガミュージアム、女子は清水寺、合流してみんなで七宝焼作り体験、19日は立命館宇治高校の夢プロジェクトの企画で、高校三年生が自ら企画し、立命館高校もコラボで高校生たちとの交流、そこではいろんなゲームをしたり、後半は、今回の震災や、原発について、子どもたち同士が真剣に話し合い、発表していました。夕方、平等院鳳凰堂も一緒に案内していただきました。
20日はグループ行動で祇園四条を歩き、本能寺や縁切り神社に行ったグループもありました。
21日は西本願寺の国宝を見せていただき、精進料理をごちそうになりました。
最後には支援者の方々も呼び、一緒に音に乗せて体を動かしたり、楽器で楽しんだり、スイカ割りをしたり、支援者の方々に作っていただいた料理をごちそうになりながら過ごしました。

まるで修学旅行のようでした。

昨年の高校生の合宿のように、学校と連携をとったかたちで企画を検討していましたが、先生との都合などが合わず、自ら呼び掛けることになりました。
時期的に声をかけ始めたのが遅かったことや、中高生は部活などでなかなか動くことが難しい年代なので、参加できる子どもたちが集まるか本当に不安でしたが、子どもから友達に伝えてもらい、そのお陰で友達同士で行きたい!という気持ちになり、なんとか12名が集まり、いい形で企画通りこなすことができました。

手落ちな部分も多々ありましたが、支援者の方々には細かいところまで気遣いしていただきました。

本当にお世話になりました。
ありがとうございました。


また続けていけるよう頑張りたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。